2006/08/25

熱中症・熱射病・日射病を予防を呼ぼう

熱中症(熱射病・日射病)とは?


熱中症とは体温が40℃を超えた高熱状態になり、
・思い通りに動けなくなる
・体が重たくなり力が入らなくなる
・手足の痙攣
・吐き気
・「キーッ」と耳の中で音が響く
・失神
・意識障害
・ショック死
これらの症状を発症します。

ではなぜ体温が40℃になってしまうのか?


人間の体の60%以上が水分です。
この水分が、
・不要物の排泄
・体温調節
・酸素や栄養素の循環
などの重要な働きをしています。

ところが、炎天下に激しい運動をしてしまうと
体内の水分が大量に失われてしまいます。
体重のたった3%の水分が失われただけで
上記の大切な役割を果たせなくなると言われています。

熱中症(熱射病・日射病)を予防する


・夏場の暑い時期に激しい運動をする場合は常に水分を携帯する
・帽子をかぶるように心がける
・首を守る為にタオルをかける
・吸湿性、通気性のよい素材の軽装にする

万一、熱射病になった時は?

・少しだけ塩分を加えた水を少しずつ飲む
・電解質(スポーツドリンク)の補給
・痙攣が起きた場所を冷やし、軽くストレッチをする
・脚を高くして寝かせ、手足の末梢からマッサージをする
・救急車を呼ぶ